松村昌典の経営百景(2025年8月)
2025/09/17
皆さん、こんにちは。株式会社エムアイエスの松村です。
9月に入り、朝晩は少しずつ秋の気配が感じられるようになりましたね。
先日、山口市秋穂で毎年恒例の「えび狩り世界選手権大会」に、息子と一緒に参加してきました。腰まで水に浸かりながら夢中でえびを追いかけ、童心に返って楽しい時間を過ごすことができました(残念ながら入賞には程遠い結果でしたが…)。こうした地域のイベントが多くの人で賑わっているのを見ると、山口の活気を感じて嬉しくなります。
さて、今月の経営トピックで最も重要なのは、10月から適用される「最低賃金の大幅な引き上げ」です。これは全ての企業が向き合うべき重要な変更点です。
1. 待ったなし!10月からの最低賃金引上げに「業務改善助成金」の活用を
すでに多くの方がご存知の通り、全国平均で63円の最低賃金引き上げが決定しました。
適用時期は、地域によって10月から3月までと異なりますが、大幅な賃上げが必要になったことは共通の課題です。
そこで、最近当社にもご相談が多く寄せられている「業務改善助成金」の活用をおすすめします。
この助成金は、最低賃金を引き上げ、生産性向上に繋がる設備投資を行う中小企業に対し、最大600万円を助成する制度です。政府も大幅な賃上げを推進するため、要件を緩和して公募しています。
今回の要件緩和により、改定後の時給を下回る時給で雇用されている全ての方が対象となりました。これにより、これまで対象外だった事業者や、少額の助成金しか受給できなかった事業者も、より大きな金額の助成を受けられるようになりました。この機会にぜひ申請をご検討ください。
2. 「新事業進出補助金」第2回公募について
第1回公募で注目を集めた「新事業進出補助金」について、第2回公募の情報が発表されました。
第1回からの主な変更点は以下の通りです。
申請者にとっての緩和点:
賃上げ表明時期の変更:「応募時」から「交付申請時」に後ろ倒しになり、準備期間に余裕が生まれました。
手続きの簡素化:必須添付書類だった「固定資産台帳」が削除されました。
賃上げ特例の適用条件緩和:要件の一部が削除され、より対象になりやすくなりました。
審査の厳格化:
事業計画の質の向上:製品・市場の新規性について、既存事業との相違点をより具体的・網羅的に記載することが求められます。
審査項目の追加:「経費の妥当性」が新たな評価項目となりました。
減点項目の新設:容易に製造できる製品など、独自性が低い計画は評価されにくくなります。
申請締め切りは令和7年12月19日18時です。
事業計画をしっかりと練り込んでから申請することをおすすめします。
3. YouTubeチャンネル登録者360人達成!
当社のYouTubeチャンネル「マツムラ診断士の補助金虎の巻チャンネル」が、おかげさまでチャンネル登録者数360人を超えました。いつもご視聴いただき、心より感謝申し上げます。
最近は視聴回数と登録者数が着実に増えており、チャンネルに追い風が吹いているようです。
先月お知らせした「対話形式」の動画は、現在も調整中ですが、上々な出来になっています。新しいテイストの動画ですので、公開を楽しみにお待ちください。
4. おわりに
補助金を上手に活用し、自社の強みを一層伸ばせるよう、今月も皆さまと共に歩んでまいります。
本コラムが少しでも経営のヒントになれば幸いです。
それでは、今月もよろしくお願いいたします。


