松村昌典の経営百景(2026年3月)

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松村昌典の経営百景(2026年3月)

松村昌典の経営百景(2026年3月)

2026/03/10

皆さん、こんにちは!株式会社エムアイエスの松村です。

3月に入り、山口県内もいよいよ春の気配が漂い始めましたね。

先日、家族と防府市で開催中の「ヨシタケシンスケ展」に行ってきました。
独特のユーモアと深い洞察力で描かれた作品の数々に、思わず笑いながらも「物事をこんな角度から見られるんだ」と気づかされる、とても豊かな時間でした。

その後は、防府天満宮の梅まつりへ。
咲いている紅梅を前に、新しい季節の始まりをしみじみと感じました。

省力化投資補助金(一般型)について

さて、今月最も注目すべきトピックは「省力化投資補助金(一般型)」です。

2026年2月末、「中小企業省力化投資補助金(一般型)」の公募が締め切られました。

当社でも、この締切に向けて複数の建設業者さまの申請サポートに全力で取り組みました。

今回のご支援では、各社の現場課題を丁寧にヒアリングしながら、導入を計画している設備・機器が補助対象として認められるよう、事業計画書の策定をお手伝いしました。

結果は審査待ちですが、採択の吉報を心よりお祈りしております。

省力化投資補助金は、簡単に言えば
人手不足を機械やITの力で解決するための設備投資を国が後押しする」制度です。
これまでのカタログ型(製品リストから選ぶ方式)とは異なり、一般型では企業ごとの個別ニーズに合わせた設備・システムを幅広く申請できる点が大きな特徴です。

建設業界は、2024年問題(時間外労働の上限規制)以降、慢性的な人手不足労働時間管理の厳格化という二重の課題を抱えています。
ベテラン職人の高齢化・引退に伴う技術継承問題も深刻です。

こうした現場に対し、測量ドローン・ICT建機・施工管理システム・AI画像検査ツールなど、デジタルと機械の力を組み合わせた「省力化投資」は、まさに即効性の高い支援制度となり得ます。

また、こうした設備の導入は単なる「効率化」にとどまりません。
現場データの蓄積・可視化・分析という流れを生み出し、中長期的な経営判断の精度を高める「DXの入口」としても機能します。
補助金をきっかけにデジタル化の素地を整えておくことは、今後の競争力維持に直結します。

今回のサポートでは、これまで補助対象として認められにくかった物品も積極的に計画に組み込みました。
もしそれらが対象として認められれば、同業種の建設業者さまにとっても「こういった設備も補助金で導入できるのか!」という前例となり、業界全体への波及効果が期待できます。

補助率は中小企業で最大1/2(場合によってはそれ以上)、補助上限も数千万円規模に上ることがあり、設備投資の意思決定を大きく後押しします。

令和8年度においても省力化投資補助金については公募が予定されています。
そのためには、下記に取り組まれることをおすすめいたします。

 

①自社の「省力化したい業務」を特定する

今後の公募に向けて、現場のどの作業が最もボトルネックになっているかを洗い出しておきましょう。現場担当者へのヒアリングが出発点となるはずです。

 

②導入したい設備・システムの情報収集を始める

展示会やメーカーへの問い合わせを通じ、候補機器の価格・仕様・省力化効果のデータを早めに揃えておくと、次回公募時にスムーズに動けます。

 

③専門家に早めに相談する

事業計画書の質が補助金の採否を分けます。
「申請する予定はあるが、まだ準備できていない」という段階からのご相談が、採択率向上の鍵です。

まとめ

3月は年度の「終わり」であると同時に、新年度へ向けた「準備の月」でもあります。
省力化投資補助金をはじめ、新年度に向けた各種支援策が動き出す今こそ、自社の課題と投資計画を棚卸しする絶好のタイミングです。

人手不足」「コスト上昇」「デジタル化の遅れ
これらの課題は放置するほど解決が難しくなります。

補助金という追い風を活かし、今こそ活用を検討してみてください。

補助金や経営環境の変化を追い風に、お客様の強みを一層伸ばせるよう、今月も皆さまと共に歩んでまいります。

経営に関するご相談や、補助金申請のサポートが必要な際はお気軽にご連絡ください。

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