ものづくり補助金の申請は1回だけじゃない!やらなきゃいけない申請作業をわかりやすく解説

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ものづくり補助金の申請は1回だけじゃない!やらなきゃいけない申請作業をわかりやすく解説

ものづくり補助金の申請は1回だけじゃない!やらなきゃいけない申請作業をわかりやすく解説

2025/03/04

ものづくり補助金のポイント

  1. ものづくり補助金は補助金をもらうまで4回申請作業をしないといけない ←この記事で説明します
  2. ものづくり補助金は最初に申請してから補助金がもらえるまで1年ぐらいかかる
  3. ものづくり補助金は補助金をもらった後、3~5年間は報告書を出さないといけない

工場に新しい機械を入れたいってコンサルさんに相談したら、ものづくり補助金をすすめられたんだけど、補助金って全然わかんないんだよね。

ものづくり補助金なら事務局歴9年の僕におまかせ!

この記事ではものづくり補助金の申請について説明するね。

ものづくり補助金は補助金をもらうまでに4回申請をしないといけない

補助金って、申請したらすぐにもらえるイメージってない?

うん。コンサルさんも「補助額の15%が成功報酬で申請書を作ります」って言ってたから、申請書が通ればすぐに補助金がもらえると思ってた。

コンサルがよく言うのは「採択されたら成功報酬」ってやつだよね。

採択っていうのはいうなれば「補助金を入手する戦いに挑む権利を得ましたよチケット」みたいなものなんだ。

だから採択されただけじゃ補助金はもらえないの。

なにそれ詐欺じゃん

…。

ものづくり補助金4つの申請

  1. 公募申請…機械を導入する効果について審査される
  2. 交付申請…機械を購入する費用について不正がないか審査される
  3. 実績報告…導入した機械が計画どおりに動くか審査される
  4. 補助金請求…補助金は勝手に振り込まれないので最後に自分で請求するよ

※厳密には3と4は申請ではありませんが、便宜上、申請という形で解説します

1.公募申請

公募期間内に提出

まずは1の申込申請。

事業計画書っていう「今こんな課題を抱えるんだけど、この機械を導入したら課題も解決するし、生産性もめっちゃ上がるよ」的なことを示す書類を作って、事務局に「これだけ経済メリット出すから補助金ください」ってアピールする申請のことだよ。

事業の内容を審査されるから、機械を入れて取り組もうとしていることが補助金の目的に合っているかとか、熱意だけじゃなくて、ちゃんと生産性アップが実現しそうかとかをチェックされるんだ。

ものづくり補助金の事業計画書は、作るのがかなり難しい。正直、補助金はじめての人がゼロから作って一発で採択されるケースはほとんどない。

だからコンサルの人は「事業計画書作成の支援」だけを請け負うケースがほとんどなんだ。

そっか。。第一関門がめっちゃハードル高いんだね。

事業計画書のほかにも、決算書や見積書などいろんな書類を提出するよ。


2.交付申請

採択されてから2か月以内

事業計画書が採択されたら2の交付申請に進むよ。

交付申請では、機械を適正な値段で購入しているかを審査されるよ。

正見積もりと相見積もりの提出が必要になるんだ。

申込申請で見積書出すじゃん。

なんでまた見積書出さないといけないの?

申込申請でチェックされるのは、あくまでも事業の妥当性や実現性など、事業計画の内容そのものなんだ。だから費用についてはそこまで精査されないの。

でも補助金って税金が財源だから、適正に支払わないといろいろNGだよね。

だから、交付申請というステップを別に設定して、機械の購入費用が適正価格か、もっと平たくいうとなるべく安く購入する努力をしているかを詳細にチェックされるってわけ。

だから相見積もりが必要なんだね。


3.実績報告

交付決定から10か月以内

交付決定されたら3の実績報告に進むよ。

実績報告っていうのは、実際に機械を導入してその効果を報告することなんだ。

交付申請を通過したら、やっと事業実施=機械の購入ができるようになる。

交付決定される前にうっかり機械を購入したら、その機械の補助金はもらえないから本当に絶対注意してね!!!

圧強いな。。

僕がみてきたケースでは、事業開始可能日より前に機械を購入しちゃうケースが本当に多かったの。

だからここは圧強めに伝えさせてもらいます。

実績報告っていうと何やら大変なことをしないといけない感じだけど、実際にやるのは以下の4つだよ。

  1. 機械の発注・納入・支払い…機械を買って据え付けて、代金を支払うよ
  2. 運転…実際に運転して性能を確認するよ
  3. 実績報告書の提出…レポートを事務局に提出するよ
  4. 確定検査…事務局が、ちゃんと機械があるかとか、報告書どおりに機械が動くかチェックするよ

要は機械を買って運転、レポート提出して事務局にチェックしてもらってOKならクリアってことだね。

そういうことになるね。

ちなみに2の交付申請と3の実績報告は、多くのコンサルさんはサービスの範囲外としてるから、自分でアンテナを張って情報収集しながら実施することが必要だよ。

ちなみにエムアイエスでは、オプションで交付申請から実績報告までサポートするので、不安な人は相談してくださいね。

宣伝か!


4.補助金請求

なるべく早く請求しましょう

やっと4の補助金請求!

ここまでくるのに、最初の公募申請から約10か月から1年半くらいかかります。
※期間は事業内容によります

長かったー!!

3の実績報告で問題なければ、2週間後ぐらいに補助交付額が決定するので、電子申請で補助金を請求するよ。

申請し忘れると補助金がいつまで経っても振り込まれないから注意してね。

自動的に振り込んでくれたらいいのにね。

まあ、政府のお仕事ですからそこは…ね。笑

事業計画書だけじゃない!必要な申請は計画的にしよう

この記事では、わかりやすさを優先するために、かなりはしょって説明をしています。

実際にはもっと細かいルールがあるため、公募要領をよく読んで、わからないことは事務局に確認しながら補助事業を進めましょう。

とはいえ、公募要領を読み解くのは専門家でもない限り、不可能に近いです。だからこそ、補助金の専門家に相談して、二人三脚で伴走してもらったほうが、結果としてコスパやタイパがよくなります。

株式会社エムアイエスは、ものづくり補助金事務局歴9年の代表が在籍。貴社の補助金申請をサポートします。設備導入を考えている事業者さまや、補助金に興味のある事業者さまは、お問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください

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